research:竹田における農村景観の近代的変容と多層的共同体の関係性
Relationships between agricultural landscape changes caused by modern works and multi-layered communities in Taketa City

3-6-1井路図(地形図ベース)

文書名--第5章-2

IMGP3661

本研究は大分県竹田市を対象にし、農村景観を農業土木施設 や空間(モノ)、農業・暮らし(コト)、多層的共同体(ヒト)の三者の関 係がつくりだすものであると考え、基礎的方法論を人文学・地理 学的立場に置きながら、共同体という人間の営みの単位に着目し て、景観が生成し変容するメカニズムの解明・記述を試みたもの である。 私たちを取り巻く世界は、近代化されたもので覆い尽くされており、近代化の中で共同体は解体され、個人にまで細分化されてい くが、農村特に稲作を行っている様な所では、河川からの取水や 用水路管理などの、共同財や共同作業が発生するため、必ずしも 多層的共同体が解体されていない(セミラティス構造からツリー構 造に移行していない)。多層的共同体は近代的変容を受容しなが らも、解体ではなく、再組織化されたことを竹田の農村景観を通して実証的に論考した。

博士論文/東京大学

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