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人口減少、少子高齢化、朽ちるインフラ、感染症など、世界は激動の時代にあります。ゆえに、ビジョン(グランドデザイン)を描き、都市づくり、まちづくりを進めていくことは、より意味を持ってきます。私たちはまず、現地調査、歴史調査、植栽調査などの地域に埋もれている課題や良いところを見つけ出し、コンセプトを立案した上で、地域の未来ビジョンを描きます。ビジョンには、模型やイメージパースなどのビジュアルイメージを用いて、誰にでも分かりやすい資料を提示します。
例:グランドデザイン、基本構想、未来ビジョン策定など
地域を調査し、課題や良い点を見つけてコンセプトを立案する点では、構想と内容は近しいものありますが、「計画」ではより数値を使って分析し、細かな内容まで踏み込んで提案します。例えば屋外広告物の規制案を作る際には、実態を調査し、種別に応じた数量の把握、許可の有無など数値を明らかにします。それらの数値を根拠に、目指すべき方向性を定めます。計画立案にあたっては、モンタージュなどを用いてビジュアルイメージも提示します。
例:景観計画、サイン計画、屋外広告物規制強化計画など




デザインツール
私たちは、実際に出来上がるものについて理解してもらうため、実感してもらうために様々なデザインツールを用います。模型、イメージパース、CG・VRなどです。デザイン検討に加え、これらのイメージ作成も業務として請負ます。
CG・VR
RhinocerosやSketchup等を用いて3次元データを作成し、UnrealEngine,Twinmotionを用いてVRを作成します。作成したデータは動画、静止画として利用できることはもちろん、VRゴーグルを用いて空間を体験することもできます。空間全体のレイアウト検討からストリートファニチャー等の細部検討まで、多岐にわたる検討に使用し、検討のレベルに合わせてデータを作成します。模型やイメージパースと併用することで多角的な検討が可能となります。

模型
表現すべき内容に合わせてスケールを変えます。1/1000〜1/5000の都市模型では、街全体の施設ボリュームや距離感、高低差やまち成り立ちなどを表現するために、構想、計画時に用います。1/200〜1/500では人が表現できるため、対象地周辺の状況と対象地のデザインが両方表現できます。主に基本設計やデザイン監修で用いるスケールです。1/1〜1/100では対象地内の細部まで表現できるため、より臨場感を立体感を持って見ることができます。主に詳細設計や、ストリートファニチャー等を表現する場合に用います。

イメージパース
透視図法を用いて手書きをベースに鳥瞰図、アイレベスのパースを作成します。手書きや柔らかな色使いを用いることで、全体的に柔らかな印象となり、温かみのあるイメージとなります。着色は色鉛筆、Photoshop等、表現に合わせて1番イメージにマッチする方法を選択します。CGに比べて、地形などのデータがない状態でも作成でき、比較的短時間で完成する点も特徴です。


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